COVID-19 Public Policies #5 パンデミック下でのニューヨーク市の政策立案の内側

COVID-19 Public Policies #5 パンデミック下でのニューヨーク市の政策立案の内側

新型コロナウイルスの感染がニューヨークで初めて確認されてから1年が経つ。2021年2月18日に、感染拡大期当時の政策立案の内側について、ニューヨーク市の政策法務の実務者による話を聞く機会があった。この機会は、ニューヨーク市市長室国際担当主催の「COVID-19パンデミック対処への政策立案(Utilizing Policymaking to Address the Challenges of the COVID-19...
COVID-19 Public Policies #4 コロナ禍におけるニューヨークの教育行政と学校再開へのプロセス

COVID-19 Public Policies #4 コロナ禍におけるニューヨークの教育行政と学校再開へのプロセス

2020年8月7日、ニューヨーク(NY)州のクオモ知事は、9月の新学年度から、対面授業での学校の再開を認めた。3月にNY州の学校が閉鎖されて以来、およそ半年ぶりの再開となる。閉鎖期間中から学校再開に至るまで、NYの学校はいかにその機能と役割を果たそうとしてきたのか。   学校閉鎖と子どもの貧困...
COVID-19 Public Policies #3 NYの医療システムは感染拡大にいかに対応したのか

COVID-19 Public Policies #3 NYの医療システムは感染拡大にいかに対応したのか

5月15日、ニューヨーク州の一部の地域と業種で、営業の再開が認められた。在宅勤務と自宅待機を要請した行政命令(NYS on PAUSE政策)が3月22日に発令されて以来、約2か月ぶりの再開だ。この間、ニューヨーク州は世界最大の感染地域となり、感染者は35万人以上、死亡者は2万人以上に上った。急激な感染拡大に対して、ニューヨークの医療システムはどのように対応したのか。   医療需要の最小化...
COVID-19 Public Policies #2 ニューヨークはいかにして検査数を増やしたのか

COVID-19 Public Policies #2 ニューヨークはいかにして検査数を増やしたのか

ニューヨーク州の新型コロナウイルス抑制策は、大きく三つの柱、①検査数を増やすこと、②人の密度を減らすこと、③医療システムの能力を強化すること、から成っていた。この中で、「検査」は抑制策の鍵であったとともに、社会経済再開に向けての鍵ともなっている。ニューヨークは、世界一のホットスポット(感染拡大地)であったのと同時に、人口当たりの検査数も他国と比べ圧倒的に多い。感染拡大のピークが過ぎ、下り坂になってからも、検査能力を拡大し続けている(5月12日時点)。ニューヨーク州及び市はいかにして検査能力を高めていったのか。  ...
COVID-19 Public Policies #1 行政の情報発信

COVID-19 Public Policies #1 行政の情報発信

3月1日にニューヨーク州で一人目の陽性者が確認された。以降、二週間後には1,000人(3/15までに累計941人)、三週間後には15,000人(3/21までに累計15,167人)、一か月後には100,000人(4/1までに累計102,862人)と、急拡大を続け、世界最大の感染拡大都市となった。4月中旬にピークを迎え、4月下旬からは感染カーブは下り坂に入った。5月を迎え、感染の抑制の継続と共に、段階的な社会経済活動の再開に向けて舵を切り始めた。世界最大の感染拡大地域となったニューヨーク州・市が、現在に至るまで、いかに新型コロナウイルスに...