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フランクフルト市で開催された日本映画祭で横浜の影絵劇団がパフォ―マンスを披露。約60名のウクライナ避難民も鑑賞(招待)

執筆者 | 2022年6月9日

海外で開催される日本の映画祭としては最大規模の「ニッポン・コネクション(Nippon Connection)※以下、NC」は毎年フランクフルトで開催され、今年で22年目を迎えました。3年ぶりのリアル開催となり、5月24日(火)から5月29日(日)の間、映画作品100本以上上映された他、日本文化に関するワークショップや公演等、多様な文化プログラムが提供されました。

 

昨年の同イベントに、横浜からオンラインでパフォーマンス等を行ったかかし座が、今回NCから招待を受け来独し、パフォーマンス・ワークショップを実施しました。

横浜市フランクフルト事務所は、双方の橋渡しをした上で来独を支援するとともに、パフォーマンスの前にはかかし座と横浜を紹介するショートスピーチを行いました。

ワークショップ

(5月26日(木)  13時~15時・日独語通訳付き)

20名が参加し、キツネ、カニ、鳥、ペンギン、ゾウなどの動物の手影絵の作り方を学び、実際に影を作ってみました。

 

劇団員への手影絵リクエストコーナーでは、「キリン」、「サメ」、「トラ」「コブラ」、「ユニコーン」、「ブラキオサウルス」など多くのリクエストが寄せられ、それに対し劇団員の方々がユーモアあふれるトークを交えつつ即興の手影絵を披露し、参加者からは笑い、興奮、感嘆などの反応が見られました。

パフォーマンス『Hand Shadows ANIMARE』

(5月28日(土) 18時~19時)

生命を吹き込まれた影たちが繰り広げる、「手」が主役の究極のパフォーマンスから生み出されるファンタジーとユーモアに満ちた独自の世界に、約200人の観衆が引き込まれました。

 

上演後には、拍手喝さいが起こり、そしてパフォーマンスに魅了された参加者が、サインや記念撮影を求めるなど、会場は熱気に包まれました。

なお、NCによりフランクフルト市内のウクライナ避難民の方々(約60名)が無料招待を受け鑑賞しました。

-ANIMARE-ラテン語で、「生命を吹き込む、元気付ける」という意味を持つ言葉。手と体だけで様々な形を作り出す、新鮮な驚きに満ちた「手影絵」の世界。パフォーマーの手は次々に影に生命を吹き込み、生き生きと物語を繰り広げました。カラフルで美しい影絵と、ユーモアあふれるストーリーでおくるシルエット・ショー

横浜紹介ショートスピーチ

(5月28日(土))

フランクフルト事務所長が、かかし座は創立70周年の節目である今年、「横浜」から来てくれたこと、そしてドイツ企業が集積し、ドイツ人学校も立地する横浜市は、フランクフルト市とパートナー都市関係にあり、ドイツと最も近い都市とも言え、それが今回の上演に繋がったなど、かかし座のご紹介と横浜のPRを行いました。

上演後には、来場者から個別に「横浜から素敵な贈り物をありがとう」とドイツ語で声も掛けて頂きました。

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