7月 11 日(月)にポーランドのジェシュフにて、横浜市国際局グローバルネットワーク担当理事赤岡謙が、ウクライナ駐箚日本国特命全権大使及び独立行政法人国際機構(JICA)の代表立会いの下、姉妹都市であるオデーサ市の二人の副市長と面会し、移動式浄水装置の目録をお渡しするとともに、現在の状況などについて意見交換を行いました。
お渡ししたのは、一日当たり10万人分の飲料水を確保できる、移動式浄水装置33台( JFEエンジニアリング株式会社からのご寄附11台を含む)と、発動発電機 31台と、延長コード 31個など。
オデーサ市のセルギー・テトゥユヒン副市長は、「水は誰にとっても必要不可欠なものであり、このような強力なサポートがあることはとても幸せなことです。横浜市のような心強い友人がいてよかったと感じています。戦後の持続的な復興に横浜市などパートナーの協力を期待しています。」と感謝の言葉を述べました。
出席した横浜市国際局の赤岡グローバルネットワーク担当理事は、「今回の移動式浄水装置の支援は、60 年近く続く姉妹都市交流の歴史の中でも、特に顕著な両市の友好関係の証となる取組だと考えます。日本の自治体によるインフラ分野での支援はこれが初めてであり、横浜市は今後も支援を行っていきたいと思います。」とコメントをしました。