米国・ニューヨークにて、2022年7月11日、12日に、日経新聞社及び日経BP社主催による「日経SDGsフェスティバル in NYC」 が、同時期開催の国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)に合わせ、開催されました。二日間に及ぶプログラムには、米国と日本の産官学の様々な分野の専門家が参加しました。2日目には、SDGsにおける都市のイニシアティブに関するセッションが行われ、米国・ブルッキングス研究所、ニューヨーク市と共に、横浜市を代表し米州事務所が登壇しました。
フィナンシャル・タイムズのサイモン・ムンディ氏によるコーディネートのもと、ブルッキングス研究所のトニー・ピパ上席研究員から、都市がSDGsにどのように関わり、いかに重要であるかについて、ニューヨーク市国際室のアイサッタ・カマラ次席コミッショナーからは、ニューヨーク市のSDGsへのかかわり方や自発的自治体レビュー(VLR)の成り立ちなどについて語られました。横浜市米州事務所の谷澤寿和副所長は、横浜市におけるVLRの活用や都市間連携の重要性について横浜市の経験などを紹介しました。
横浜市米州事務所は、2019年から3年間にわたり、ブルッキングス研究所が主宰するSDGsリーダーシップ都市連合のメンバーとして、世界のSDGs推進都市と共に、都市におけるSDGs推進について議論を重ねてきました。今回のセッションは、世界の都市や地方が、SDGsにどのように向かい合い、どのようなアクションを起こしているのかを、民間企業の関係者を中心に広く知っていただく機会となりました。横浜市は今後も公民連携によるSDGsを引き続き推進していきます。