2024年1月31日(水)、横浜市アジア事務所はタイ・アユタヤのクルンシリ・リバーホテルで行われた「5G技術を活用したタイ初の自動運転EV運行開始式」に参加しました。
このバスはモンクット王工科大学とターンキーコミュニケーションサービス公社の他、様々な企業と支援機関が開発に携わってます。重要なソフトウェア部分は横浜市内企業である株式会社マクニカが導入を行っています。
自動運転バスに関わる企業、高等教育科学研究イノベーション省大臣や自治体関係者の挨拶等オープニングセレモニーの他、実際に自動運転バスに乗車し運行ルートを走行しました。センサー、レーダー、GPSの3つの技術によりハンドルが自動で回転しスムーズな走りが体験できました。
自動運転EVバスの特徴
- 運行ルート:アユタヤ歴史公園周辺約2.8km(乗客用ピックアップポイント4箇所)
- 乗車方法:事前予約制(「5G Auto Bus」アプリ)
- 無料運行期間:7月1日までの毎週金曜日~火曜日
- 運行時間:午前9時~午後5時
- 車速:約30km/h
- 自動運転レベル3(セーフティドライバーが乗車)
今回のイベントは、タイにおける自動運転技術の開発と実用化に向けた大きな一歩となり、安全で快適な自動運転EVバスの実現により、交通渋滞の緩和、環境負荷の軽減、新たなイノベーションの創出等が期待されています。