横浜市米州事務所と一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワークジャパン(以下「LINK-J」)は、ライフサイエンス領域における日本と米国でのネットワークの強化と連携を開始します。横浜市とLINK-Jは、2019年8月にライフサイエンス領域に関する相互連携の覚書(以下「覚書」)を締結し、ライフサイエンス関連のイベントにおける協力や情報発信などの連携を行っています。この度、覚書に基づいた具体的活動の一つとして、2022年10月6日、横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジ@NYC(以下「ラウンジ」)を横浜市米州事務所内に開設しました。ラウンジは(1)情報発信機能と(2)交流機能を有します。
(1)情報発信機能:
横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジにおいてライフサイエンスをテーマにしたセミナー等のイベントを開催し、米国のライフサイエンスやビジネスの最新情報を発信します。連携開始を記念して、セミナー、「(仮題)米国の最新ライフサイエンス事情~創薬のトレンドやVCの活動を中心に~」を、日本時間の12月16日朝(NY時間15日夜)に、ニューヨークからライブでお送りすることを決定しました。セミナーの詳細は、決まり次第、発表します。
(2)交流機能:
横浜企業(※)に加えて、LINK-J関係者は、横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジを一時利用いただけます。ラウンジは、横浜企業やLINK-J関係者が、ミーティングや現地で活躍する日本人専門家との交流などに利用されること、また、米州事務所と利用者様との情報交換・ネットワークの機会となることを想定しています。
(※)横浜市内企業につきましては、本ラウンジ事業以前より、米国市場進出支援の一環で、米国へのご出張時などに当事務所の会議室・テンポラリーデスクをご活用いいただいております。
横浜市米州事務所エントランス(サインはイメージ)
横浜・LINK-J ライフサイエンス・ラウンジ@NYC
■LINK-Jについて
LINK-Jは、三井不動産株式会社と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアを本拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進しています。
■横浜市とLINK-Jとの相互連携の覚書について
横浜市は、「イノベーション都市・横浜」の実現に向け、中小・ ベンチャー企業への支援をはじめ、イノベーションがつぎつぎと創出される環境づくりを推進しています。こうした取組をさらに進めるため、横浜市は、日本橋を拠点にライフサイエンス領域の新産業創造を目指したプラットフォームを運営するLINK-Jと、2019年8月に相互連携に関する覚書を締結しました。