横浜市米州事務所と 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)との連携による「横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジ@NYC」では、米国ライフサイエンス・ビジネスに関する最新情報をお届けしています。
2023年6月には、LINK-Jとの共催セミナーとして、第3回セミナー「米国でのアンメットニーズから生まれるビジネスチャンス~卵巣がん診療をテーマとして~」を開催し、ニューヨークの医療を牽引する主要大学病院に所属する婦人科腫瘍学、遺伝医学、患者ケア/テクノロジーのエキスパートから、卵巣がんを切り口として臨床・研究・技術の米国での最新動向に係る生の情報についてお届けしました。
今回、当日のアンケートでもっと話を聞きたかったという声を受けてスピンオフ企画として、同セミナーにご登壇いただいた、鈴木 幸雄氏(コロンビア大学産婦人科 博士研究員 / 婦人科腫瘍専門医)及び齋藤 大介氏(ハッケンサック メリディアンヘルス 患者エクスペリエンス室)のお二人のゲストをお招きし、卵巣がんをテーマとして米国でのビジネスチャンスとなり得るアンメットニーズについて、診療及び患者ケア目線でより掘り下げて対談する企画動画を作成しましたので、是非下記よりご覧ください。
主催:横浜市米州事務所、協力:LINK-J
鈴木幸雄(Department of Obstetrics and Gynecology, Columbia University Irving Medical Center Postdoctoral Research Fellow. 横浜市立大学医学部 産婦人科 客員研究員)
産婦人科専門医・指導医、婦人科腫瘍専門医。現在、コロンビア大学産婦人科・婦人科腫瘍部門の博士研究員として臨床疫学研究に従事。日本では横浜市立大学附属病院産婦人科助教として、多くの子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん患者における手術、化学療法を担当。また、公衆衛生、医療政策、医療経営などにおける知見も持つ。女性ヘルスケア専門医、細胞診専門医、腹腔鏡技術認定医でもある。一般社団法人日本専門医機構理事、米国NPO FLAT/ふらっと 理事、厚生労働省医師の働き方の推進に関する検討会構成員、横浜市医療局ヘルスデーター政策フェローなどを歴任。(※資格はすべて日本のもの)
齋藤 大介(Hackensack Meridian Health, Office of Patient Experience)
2002年ペンタックス㈱入社、医療用内視鏡の海外市場向けプロダクトマネジメント、クリニカルマーケティングに従事。東南アジア及びアフリカを中心に製品企画、臨床評価、各国薬事対応、製品販売戦略に携わる。2010年よりコニカミノルタ㈱にて光学医療機器及び医療用診断薬における欧米KOLマネジメント、研究会運営、臨床試験及びFDA申請に従事。2023年よりベッドサイドで直接的なPatient careにも従事し医療サービス享受者の立場を理解する。書籍Biomarkers for Traumatic Brain Injuryチャプターオーサー。コロンビアサザン大学ヘルスケア経営大学院(MHA&MBA)卒業。米国ヘルスケアエグゼクティブ学会(ACHE)正会員。