StartupBlink社は2022年5月31日に「2022 Global Startup Ecosystem Index Report」を発表し、東京・横浜エリアが世界15位にランクインしました。同レポートは、1000都市・100カ国のスタートアップエコシステムを総合的に指数化しランキング化した年次レポートの最新版です。東京・横浜エリアは、日本国内では1位、アジアでは5位に位置しています(北京(6位)、上海(7位)、バンガロール(8位)、ニューデリー(13位)、東京・横浜(15位))。
StartupBlink社CEOのEli David氏によると、「東京・横浜エリアは、アジアにおけるイノベーションの強力なハブであり続けています。このエコシステムは世界第15位にランクされており、最先端のイノベーションの実績があります。東京・横浜エリアは、ハードウェアとIoTの分野でも世界8位にランクインしています」。
横浜市は、2020年に、スタートアップエコシステム 東京コンソーシアムの一員として、「グローバル拠点都市」に選ばれました。StartupBlink社のGlobal Startup Ecosystem Index Reportにおいて、昨年までは横浜は対象ではありませんでしたが、今回初めて「東京・横浜エリア」として横浜が加わり、また、同レポート内で、横浜市内のスタートアップ環境に関するケーススタディも掲載されました。
以下は、StartupBlink社による「東京・横浜エリア」スタートアップエコシステムの分析の抜粋です。
東京・横浜エリアは、この指標で日本国内1位となっています。このエコシステムは世界でも 15 位であり、2 位の大阪(今年 119 位)を大きく引き離しています。東京・横浜と大阪のランキングの差は縮まりましたが、総合得点に反映される両都市の実績の差は大きくなっています。東京・横浜と大阪の差を見ると、2021年の5倍強に対し、6倍強の差があります。
東京・横浜エリアは、「ハードウェア&IoT」で世界第8位を誇る先進エリアです。
日本は、2017年のランキングデビュー以来、初めて韓国を抜き世界のトップ20に入りました。
StartupBlink社によると、指標のアルゴリズムは、Crunchbase、SEMRush、UNAIDS、Meetup、および世界100以上の政府などの公式グローバルデータパートナーによって提供されています。
2022 Global Startup Ecosystem Index Report(2022年グローバル・スタートアップエコシステム・インデックス・レポート)はこちら
https://lp.startupblink.com/report/(英語)
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