最新ニュース

王立プノンペン大学でセミナーを開催

王立プノンペン大学でセミナーを開催

6月11日、アジア事務所はCJCC(カンボジア日本人材開発センター)で開催したJOB FAIR2023に参加し、カンボジアの王立プノンペン大学の学生等を対象とした、横浜市内企業への就労を促進するセミナーを実施しました。学生だけでなく卒業生も含め約100名が参加し熱心に耳を傾ける様子が印象的でした。...

ニューヨークの気候テック・イニシアティブ②:ニューヨーク州エネルギー研究開発局(NYSERDA)のスタートアップ支援

ニューヨークの気候テック・イニシアティブ②:ニューヨーク州エネルギー研究開発局(NYSERDA)のスタートアップ支援

ニューヨークでは、州全体のクリーンエネルギー推進や気候テックスタートアップ支援において、州によって設立された公益法人ニューヨーク州エネルギー研究開発局(NYSERDA)が大きな役割を果たしている。また、ボストンで重層的な気候テック支援環境が見られるように、ニューヨークにおいてもNYSERDAだけでなく、インキュベーションやアクセラレータープログラムといった機能をもつ多様な支援機関が世界中の気候テッ...

米国の医薬品サプライチェーンをテーマに、横浜・LINK-J ライフサイエンス・ラウンジ@NYC第二回セミナーを開催しました

米国の医薬品サプライチェーンをテーマに、横浜・LINK-J ライフサイエンス・ラウンジ@NYC第二回セミナーを開催しました

横浜市米州事務所と 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)との連携による「横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジ@NYC」では、米国ライフサイエンス・ビジネスに関する最新情報を米国からライブ配信でお届けしています。現地時間2023年3月2日、米国の医薬品サプライチェーンをテーマに、同ラウンジ第二回セミナーを開催しました。米国のサプライチェーンは日...

ニューヨークの気候テック・イニシアチブ① :ニューヨーク市の気候ソリューションセンター計画

ニューヨークの気候テック・イニシアチブ① :ニューヨーク市の気候ソリューションセンター計画

ニューヨーク市政府は、気候変動の危機に対応するグローバルリーダーとなることを目指し、脱炭素政策に取り組んでいる。ニューヨークの脱炭素に向けた取り組みの中で気候テック・エコシステムにかかる代表的なイニシアチブが、ニューヨーク市マンハッタンに属するガバナーズ島の気候ソリューションセンター(Center for Climate...

北欧屈指のイノベーション・エコシステム都市、エスポ―(フィンランド)の視察レポート

北欧屈指のイノベーション・エコシステム都市、エスポ―(フィンランド)の視察レポート

横浜市はイノベーションの推進※に向け、海外のエコシステム組織などとのネットワークを構築し、連携を進める取組を行っている。その一環で、2月に欧州事務所長がフィンランド第二の都市、エスポ―市を訪問した。同市は、ヘルシンキから約15分の距離にあり、人口約30万人ながら特許出願数で欧州第6位を誇り、欧州で最もサステナブルな都市に選出された実績がある。今回、同市のエコシステム視察の様子をレポートする。(トッ...

ボストンの気候テック・エコシステム⑤:気候テック・スタートアップへの重層的な支援

ボストンの気候テック・エコシステム⑤:気候テック・スタートアップへの重層的な支援

前項まで、ボストンの気候テック・エコシステムの主要なハブとして、グリーンタウン・ラボ、MIT、マサチューセッツ・クリーン・エネルギー・センターを取り上げてきたが、ボストンを中心にマサチューセッツ州内には、気候テック・スタートアップを支えるまだまだ多くの支援機関やプログラムが存在する。【インキュベーター】 機関/プログラム名 概要 グリーンタウン・ラボとの関係 マスロボティクス...

ボストンの気候テックエコシステム④:気候テックの実証促進「マサチューセッツ・クリーン・エネルギー・センター」

ボストンの気候テックエコシステム④:気候テックの実証促進「マサチューセッツ・クリーン・エネルギー・センター」

気候テックの多くは、商用化までに長い年月を要するため、民間投資のみで成長させることが難しく、公的な支援が必要とされている。ボストンの気候テックへの政府系支援で大きな役割を担っているのが、準公的機関であるマサチューセッツ・クリーン・エネルギー・センター(MassCEC)である。[1]...

ボストンの気候テックエコシステム③:気候テック人材の源泉「マサチューセッツ工科大学(MIT)」

ボストンの気候テックエコシステム③:気候テック人材の源泉「マサチューセッツ工科大学(MIT)」

グリーンタウン・ラボのメンバー企業・卒業企業の創業者は、マサチューセッツ州内の大学出身者であることが多い。特に、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身者が創業したスタートアップは、グリーンタウン・ラボの全メンバー企業・卒業企業の中で最も多いおよそ4分の1を占める。[1] このことは、MITがボストンにおける気候テック人材の源泉となっていることを物語っている。本項では、気候テック領域の起業家やスター...

ボストンの気候テックエコシステム②:全米最大の気候テック・インキュベーター「グリーンタウン・ラボ」

ボストンの気候テックエコシステム②:全米最大の気候テック・インキュベーター「グリーンタウン・ラボ」

グリーンタウン・ラボは北米最大の気候テック・インキュベーターであり、ボストンの気候テック・エコシステムの中でも存在感を放っている。2011年、気候テック・スタートアップ4社(Promethean Power Systems, Altaeros Energies, Coincident (現Embue), OsComp Systems(現Reach Production...

米国気候テックイベントとスタートアップの興隆

米国気候テックイベントとスタートアップの興隆

2022年、米国では、気候変動を解決するための技術(以下、気候テック)に関する、実に多彩なイベントが開催された。米国にはシリコンバレーに代表されるように、人材が集まり、新興企業(以下、スタートアップ)が次々と誕生しては淘汰され、その中でイノベーションが創発されるエコシステムが都市や地域に存在する。地域によっては、特定の分野・領域においてユニークで強力なエコシステムが発展している事例が見られ、サンフ...

ニューヨーク:脱炭素政策

ニューヨーク:脱炭素政策

ニューヨーク市は、2050年の100%カーボンニュートラル実現に向け、化石燃料への依存脱却、コミュニティやインフラの強化、気候変動関連ソリューションへの投資といった脱炭素政策を打ち出してきた。2022年1月にエリック・アダムス新市長(Eric Adams:民主党)就任後も取り組みは継続されており、今後のニューヨーク市の気候変動対策に注目が集まる。  ...