北米COVID-19情報

COVID-19 Update #2・責任ある行動

執筆者 | 2020年5月5日

5月を迎え、デブラシオNY市長は、3月を衝撃の月、4月を闘いの月と振り返り、5月は克服の月となるよう期待を表した。実際に、一日あたりの入院者数はピークの850人から136人へ、同じくICU利用者数も887人から704人に減少し、ウィルス検査の陽性率は71%から23%に下がった。誰もが5月に期待しないわけにはいかない。

この改善について、デブラシオ市長は、まだ高い数字ではあるが、「不可欠な業務、食料品と必需品の買物、必要な治療以外の外出禁止」「外出の場合の他者との1.8mの距離の確保、マスクなど顔を覆うものの着用」「頻繁な手洗いと消毒」を求めた NYC: Stay at home への市民の協力のおかげとし、引き続きの協力を求めている。

同時に、市内道路の車両通行禁止と市民への開放を5月4日に開始するとした。まずは公園内の道路(車両が通行する道路が公園内を走ってる)7.2kmと公園付近の道路4.3kmを開放し、その後順次拡大するとのこと。これも、他者と1.8mの距離を保ちながらのエクササイズなどを考慮した対策で、市民一人ひとりの責任ある行動の助長策だ。

P.S. 道路の市民開放は5月2日から前倒し実施された。

-machts

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