北米COVID-19情報

COVID-19 Public Policies #5 パンデミック下でのニューヨーク市の政策立案の内側

COVID-19 Public Policies #5 パンデミック下でのニューヨーク市の政策立案の内側

新型コロナウイルスの感染がニューヨークで初めて確認されてから1年が経つ。2021年2月18日に、感染拡大期当時の政策立案の内側について、ニューヨーク市の政策法務の実務者による話を聞く機会があった。この機会は、ニューヨーク市市長室国際担当主催の「COVID-19パンデミック対処への政策立案(Utilizing Policymaking to Address the Challenges of...

COVID-19 Update #13・ともし続ける希望の灯

COVID-19 Update #13・ともし続ける希望の灯

2020年12月2日 水曜日曜日 神奈川新聞掲載 執筆 関山誠 米国内の感染ペースが再び加速している。1日当たりの新規感染者は一時20万人に迫り、これまでの死亡者数は25万人を超えた。世界最悪が止まらない。...

COVID-19 Update #12・向上の鍵は信頼の絆

COVID-19 Update #12・向上の鍵は信頼の絆

2020年10月29日 木曜日 神奈川新聞掲載 執筆 関山誠 「COVID(新型コロナウイルス感染症)との闘いの間、彼らは日々フロントライン(前線)に立ち、自らの命を危険にさらして私たちを守り抜いた」。ニューヨーク州のクオモ知事は9月の労働祭に寄せて、医療、食料品販売、警察、消防などコロナ禍で献身的に働いた人たちへ賛辞を贈るとともに、彼らへの信頼を改めて思い起こさせた。...

COVID-19 Update #11・日常の回復へ忍耐の時

COVID-19 Update #11・日常の回復へ忍耐の時

2020年10月1日 木曜日 神奈川新聞掲載 執筆 関山誠 「Patience(忍耐)」を、カーネギーホールは呼び掛けている。 ホールを象徴するジョークがある。高名な音楽家がホールへの道順を聞かれ、「Practice(練習)」と返す。音楽界最高の舞台に挑む道筋を明かしたというオチだ。Patien ceはジョークの自前のパロディーで、現状へのメッセージとしてもふさわしい。...

COVID-19 Update #9・6フィートとマスク 日常に

COVID-19 Update #9・6フィートとマスク 日常に

2020年7月8日 水曜日 神奈川新聞掲載執筆者 関山誠 ロックフェラーセンターのアトラス像もマスクを着用している。 6月25日、ニューヨーク5番街[/caption]ロックフェラーセンターのアトラス像もマスクを着用している。 6月25日、ニューヨーク5番街[/caption]...

COVID-19 Update #8・ 危機下の結束固く

COVID-19 Update #8・ 危機下の結束固く

2020年6月24日 水曜日 神奈川新聞掲載 執筆者 関山誠 6月8日、米ニューヨークでも経済社会活動が再開した。3月22日から続くロックダウンの解除が段階的に進む。...

COVID-19 Public Policies #4 コロナ禍におけるニューヨークの教育行政と学校再開へのプロセス

COVID-19 Public Policies #4 コロナ禍におけるニューヨークの教育行政と学校再開へのプロセス

2020年8月7日、ニューヨーク(NY)州のクオモ知事は、9月の新学年度から、対面授業での学校の再開を認めた。3月にNY州の学校が閉鎖されて以来、およそ半年ぶりの再開となる。閉鎖期間中から学校再開に至るまで、NYの学校はいかにその機能と役割を果たそうとしてきたのか。 学校閉鎖と子どもの貧困...

COVID-19 Update #7・Supercharger

COVID-19 Update #7・Supercharger

夏の訪れを告げる Memorial Day(戦没将兵追悼記念日)の5月25日、NY州では期せずして良いニュースが二つ重なった。一つは死者数が二日連続で100人を下回り73人なったこと。18人から81人へと一日の死亡が激増し、行政命令 “New York State on Pause” が発効した3月22日以来の低い水準である。もう一つは再開計画 “New York Forward” の...

COVID-19 Public Policies #3 NYの医療システムは感染拡大にいかに対応したのか

COVID-19 Public Policies #3 NYの医療システムは感染拡大にいかに対応したのか

5月15日、ニューヨーク州の一部の地域と業種で、営業の再開が認められた。在宅勤務と自宅待機を要請した行政命令(NYS on PAUSE政策)が3月22日に発令されて以来、約2か月ぶりの再開だ。この間、ニューヨーク州は世界最大の感染地域となり、感染者は35万人以上、死亡者は2万人以上に上った。急激な感染拡大に対して、ニューヨークの医療システムはどのように対応したのか。 医療需要の最小化...

COVID-19 Update #6・New Normal

COVID-19 Update #6・New Normal

経済社会活動の再開が、NY州では5月15日、北部の一部地域で始まった。NY市域については、州の再開計画 “New York Forward” の ”7つの基準” のうち3つしかクリアできていないため、Stay-at-Home を求める行政命令 “New York State on Pause”...

COVID-19 Update #5・Facts and Data

COVID-19 Update #5・Facts and Data

5月15日、NY州も北部で一部地域が再開した。再開地域では、例えば、小売店でまだ買物はできないが、あらかじめ頼んでおいたものを受け取ることができる。ガーデンセンター、建設業、製造業などが再開可能になった。やっと漕ぎつけた経済社会活動再開の第一段である。 クオモNY州知事は、COVID-19の対策にあたって Facts and Data...

COVID-19 Public Policies #2 ニューヨークはいかにして検査数を増やしたのか

COVID-19 Public Policies #2 ニューヨークはいかにして検査数を増やしたのか

ニューヨーク州の新型コロナウイルス抑制策は、大きく三つの柱、①検査数を増やすこと、②人の密度を減らすこと、③医療システムの能力を強化すること、から成っていた。この中で、「検査」は抑制策の鍵であったとともに、社会経済再開に向けての鍵ともなっている。ニューヨークは、世界一のホットスポット(感染拡大地)であったのと同時に、人口当たりの検査数も他国と比べ圧倒的に多い。感染拡大のピークが過ぎ、下り坂になって...

COVID-19 Update #3・Stay Safe and Healthy

COVID-19 Update #3・Stay Safe and Healthy

クオモ知事が苦言を呈している。暖かくなり、天気がよかったこともあり、人々の行動に弛みが見えた。自身の毎日のメッセージ “NYS Coronavirus Update”...

COVID-19 Public Policies #1 行政の情報発信

COVID-19 Public Policies #1 行政の情報発信

3月1日にニューヨーク州で一人目の陽性者が確認された。以降、二週間後には1,000人(3/15までに累計941人)、三週間後には15,000人(3/21までに累計15,167人)、一か月後には100,000人(4/1までに累計102,862人)と、急拡大を続け、世界最大の感染拡大都市となった。4月中旬にピークを迎え、4月下旬からは感染カーブは下り坂に入った。5月を迎え、感染の抑制の継続と共に、段階...

COVID-19 Update #2・責任ある行動

COVID-19 Update #2・責任ある行動

5月を迎え、デブラシオNY市長は、3月を衝撃の月、4月を闘いの月と振り返り、5月は克服の月となるよう期待を表した。実際に、一日あたりの入院者数はピークの850人から136人へ、同じくICU利用者数も887人から704人に減少し、ウィルス検査の陽性率は71%から23%に下がった。誰もが5月に期待しないわけにはいかない。...

COVID-19 Update #1・#AmericaStrong

COVID-19 Update #1・#AmericaStrong

NY州の4月27日一日の入院者数は953人。千人を下回ったのは3月24日以来のこと。総入院者数も15日連続減少して12,646人。死者数も三日連続400人を下回って335人であったが、クオモ知事は tragically という思いを変えていない。...