北米特集記事

ボストン:気候テックエコシステム

ボストン:気候テックエコシステム

ボストン大都市圏(1)には、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)やハーバード大学(Harvard University)といった著名な研究大学が拠点を構えており、民間企業や連邦リソースも集まっている。気候分野においても、調査会社Saoradh Enterprise...

世界最大級のスタートアップ・テックカンファレンス「WEB SUMMIT」がリスボンで開催

世界最大級のスタートアップ・テックカンファレンス「WEB SUMMIT」がリスボンで開催

11月1日(火)から4日(金)まで、ポルトガル・リスボンにおいて、WEB SUMMITが開催された。2010年にアイルランドで第1回が開催され、2016年からは開催地をリスボンに移し、今回で11回目の開催。世界160か国から7万人以上が参加し、約2,300のスタートアップ、そして1千人以上の投資家が参加し、商談やピッチイベント、講演やセッションなどが執り行われた。...

ボストン:脱炭素政策

ボストン:脱炭素政策

詳細レポートダウンロード ボストン市政府は、炭素排出量を2005年レベル比で2030年までに50%減、2050年までに100%減のカーボンニュートラルを実現するという目標に向けて、建物のエネルギー効率向上や炭素排出基準の策定、交通インフラ整備やクリーンな交通手段への移行推進、再生可能エネルギーの供給拡大、カーボンフリーなコミュニティの確立といった脱炭素戦略を推し進めている。...

サンフランシスコ・ベイエリア:気候テックエコシステム

サンフランシスコ・ベイエリア:気候テックエコシステム

サンフランシスコ・ベイエリア発の気候テックスタートアップは、多くのベンチャー投資を集めている。プロフェッショナルサービス大手PwCの調査によれば、2020年後半から2021年前半にかけて世界最大の気候テック投資となる566億ドルを集めた北米において、最も活発な投資ハブとされたのがサンフランシスコ・ベイエリアだった(1)。同地域の気候テックを支えるエコシステムには、サンフランシスコ・ベイエリアに留ま...

サンフランシスコ・ベイエリア:脱炭素政策

サンフランシスコ・ベイエリア:脱炭素政策

詳細レポートダウンロード  サンフランシスコ市政府は早くから「環境正義」を柱の一つに掲げ、継続的に気候変動政策に取り組んできた。「環境正義」について、米国環境保護庁(Environmental Protection...

コロンビア大学(Columbia University):後編

コロンビア大学(Columbia University):後編

コロンビア大学は、学内でのイノベーションエコシステム構築に加え、自治体や同じくニューヨーク市に拠点を構える多くの大学と連携した取り組みにも加わっている。そこで後編では、コロンビア大学も含め、ニューヨーク市に数多く集まる大学間の連携を核とするイニシアチブとして特徴的なNYC Media Labについて紹介する。ニューヨークの大学とメディアの連携を促すNYC Media Labの概要 NYC...

コロンビア大学(Columbia University):前編

コロンビア大学(Columbia University):前編

コロンビア大学(Columbia University)は、米国最大都市ニューヨークのマンハッタン中心部にある大学で、国内外の多様なバックグラウンドを持つ学生や教員が大都市の豊富なリソースを活かし、研究や教育に取り組んでいる(1)。US Newsの2021年グローバル大学ランキングでは、ハーバード大学(Harvard University)、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts...

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)後編

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)後編

MITは、前編で述べたように、充実したイノベーションエコシステムでスタートアップ企業や起業家を支援しているほか、そのエコシステムを活かし、地域や世界の課題に解決する取り組みにもつなげようとしている。以下、世界各国におけるイノベーションエコシステム構築をサポートするため、MITのノウハウを展開しようとしているプログラム「リージョナル・アントレプレナーシップ・アクセレレーション・プログラム(Regio...

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley:UCB)後編

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley:UCB)後編

UCBでは前編で見てきたような、アクセラレーターやインキュベーター等の学内リソースを活用したスタートアップ支援に加え、シリコンバレーに集まる企業や組織との連携を通じて、同大学で誕生する新たなアイディアや技術を、社会にいち早く展開できるような支援体制も用意されている。後編では、こうした地域ステークホルダーとの連携に焦点をあて、特に企業との連携の橋渡し役として重要な役割を担っているUCBのOffice...

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley:UCB)前編

カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley:UCB)前編

UCBは、10大学で構成される、カリフォルニア大学システムの発祥校であり(1)、世界トップクラスの大学として著名である。直近のUS Newsによる2021年グローバル大学ランキングでは、ハーバード大学(Harvard University)、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)、スタンフォード大学(Stanford...

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ブルックリン

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ブルックリン

80年代のニューヨーク市の治安は悪く、シリコンアリーの発祥の地、フラットアイロンにあるマディソンスクエアパークもその頃はホームレスで溢れていた。アーチスト達は家賃が安いソーホーのビルを仲間と共同で借り活動をしていた。しかし80年代も半ばに入ると、ソーホーやトライベッカのような元倉庫のビルに好んで住む人が現れ始める。90年代に入りマンハッタンの治安は良くなり始め、年を追うごとに不動産の価格が上昇して...

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ファイナンシャルディストリクト(Financial District – 金融街)

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ファイナンシャルディストリクト(Financial District – 金融街)

金融街の公園や駅、建築物などは数々のレノベーションや復元工事を経てきた。70年代に治安が悪化していたバッテリーパークには新たな庭が加わり自由の女神、エリス島を臨むウォーターフロントのデザインも一新された(1)。 地下鉄のターミナル駅、フルトンストリート駅は古く利用者にとって使い勝手が悪いデザインだったが、フルトンセンター(Fulton...

カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego:UCSD):後編

カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego:UCSD):後編

前編で見てきたように、UCSDは大学内に充実したイノベーション・エコシステムを構築してきた。実はこうした取り組みは学内に留まらない。UCSDは学外のステークホルダーとの連携を通じて、様々な起業支援の活動も行っている。以下では特に、サンディエゴや南カリフォルニアといった、UCSD地域コミュニティのステークホルダーとの起業支援の主な取り組みについて見ていく。あわせて、UCSDにおける起業支援ノウハウの...

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ハドソンスクエア

ニューヨーク市のテック企業集積と地域特性:ハドソンスクエア

ハドソンスクエアは印刷業地域として知られてきた。市庁舎、連邦と州裁判所があるダウンタウンや金融街に近く即座の変更や訂正に対応できる立地であることが印刷業として発展したことに一役買ったといえよう。築年数が長く歴史があるビルも多く、天井が高く重厚で装飾が施されたロビーを持つビルもある。  ...

カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego:UCSD):前編

カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego:UCSD):前編

UCSDは、カリフォルニア大学システムを構成する10大学の1つであり、メインキャンパスはカリフォルニア州でロサンゼルス市に次ぐ第2の人口を誇るサンディエゴ市にある。全米トップレベルの州立大学のひとつとして知られるが、中でも工学系プログラムは評価が高く、U.S. News and World...