海外直接投資(FDI)を呼び込む世界の都市ランキング “Global Cities of the Future“が、fDi Intelligenceによって発表され、横浜市がFDI戦略部門のうち、Large Citiesカテゴリーで、グレーターモントリオール(カナダ)、アブダビ(UAE)に次いで、第3位にランクインしました。同部門の審査は、世界44都市からの申請を対象に、フィナンシャル・タイムズの一部門であるfDi Intelligence及び外部の専門家による審査により選定されました。
横浜のベイエリア(みなとみらい21地区)は、近年、資生堂、京急グループ、コーエーテクモ、京セラ、ソニー(イメージングプロダクツ&ソリューションズ)、村田製作所といった、大企業の本社や研究開発(R&D)センターの集積が進んでおり、LGエレクトロニクス、いすゞ自動車、ヤマハなどが続きます。また2020年に移転した横浜市庁舎の敷地及び隣接地区には、国際的な産学連携をコンセプトとした複合ビルの開発も予定されています。これらの企業集積と並行し、横浜市は2019年に「イノベーション都市・横浜」を宣言し、大企業のオープンイノベーションとの連携やスタートアップ企業の支援を加速させています。今回のFDI IntelligenceによるCities of the Futureへの申請に当たり、これらの横浜におけるソフトとハードの両面でのダイナミックな地域経済開発の動きをアピールしました。
海外直接投資戦略部門は、Mega Cities、Major Cities、Large Cities、Mid-Sized/Small Citiesに分類され、Mega Citiesは人口1000万人以上、Major Citiesは人口500万人以上、又は、人口300万人以上で対内FDIの30%以上を占めること、Large Citiesは人口200万人以上、又は、人口200万人未満で対内FDIの30%以上を占めること、Mid-Sized/Smallは人口200万人未満と定義されています。
参考ページ
fDi’s Cities of the Future 海外直接投資ランキングレポート(英語)
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