朗報 !
「手洗いやマスクの着用がCOVID-19を防ぐことが示唆された」
クオモ知事は、抗体検査の結果を得てこう語った。
5月6日のNY州における死者数は231人となり、7日連続で300人を下回った。入院者数を含めすべての数字が減少傾向、よい方向にあるが、その推移をみれば感染の拡大は急激、減少には時間がかかることがわかる、と現状を評した。
依然として厳しい状況にあるなかで、医療、交通、警察など、フロントラインに従事する人たちの防護は最優先であり、州は彼らに対する抗体検査を精力的に実施した。このうち、州南部の25の医療施設について約27,000人の医療従事者に行った検査で、医療従事者の陽性率は一般州民の陽性率よりも低いことが判明した。例えば、NY市では医療従事者の陽性率12.2%に対し、全体の陽性率は19.9%だ。知事によれば、医療従事者の方が高い陽性率を示すことを恐れていたが、期待を持てる結果が得られたとのこと。また、このことは、医療従事者が必ず実行する適切な手洗い、マスクや手袋の着用などが、COVID-19 を寄せ付けないことを示唆する朗報だ、とその効果を語った。
医療分野に限らず、せっけんで手を洗う、マスクをする、顔に触れないなどをすべての人が実践することは、COVID-19の蔓延を防ぐ有効な手段に違いない。Wash Your Hands🎶
-machts
参考
横浜市では、市内企業・団体等の皆様にお役立ていただくため、感染が世界的な拡大の兆しを見せた2020(令和2)年2月から、フランクフルト、上海、ムンバイ、ニューヨークに所在する4つの事務所が、それぞれの所在地域における新型コロナウイルス感染症に関する情報を独自に収集し、神奈川新聞及び各事務所のウェブサイトで発信してきました。
そのような、まさに現地に駐在している職員だからこそ可能な、現地における市民生活への影響、経済活動の動向、感染症対策などに関する情報発信は約1年間に渡り、57件を数えました。このたび、それらを「コロナ禍の世界 記録集」として一冊にまとめ、改めてお届けします。
コロナ禍の世界 記録集(2020~2021年)27.57MB