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国際市長フォーラム参加報告②: SDGsの地域実装と市民参加に関する横浜市の取組を発信しました

執筆者 | 2026年Oct15日

2026年10月1日、エクアドル・キトで開催された「SDGsローカライゼーション・フォーラム-国際市長フォーラム(SDG Localisation Forum – International Mayors Forum)」のセッション10「SDGローカライゼーション・チャンピオンズ(SDG Localisation Champions)」に横浜市米州事務所が登壇しました。「市民参加と相互学習を通じたSDGsの地域実装(Localising the SDGs through citizen participation and mutual learning)」をテーマに、横浜市の自発的ローカルレビュー(Voluntary Local Review:VLR)や、市民が日常の中で参加できる取組、都市間の相互学習について紹介しました。

国際市長フォーラムは、2026年9月29日から10月1日まで開催され、国連経済社会局(UN DESA)と国連人間居住計画(UN-Habitat)が主催し、エクアドル政府がホストしました。各国の自治体・政府関係者、国連機関等が参加し、SDGsを地域の政策や具体的な実践につなげる「SDGsのローカライゼーション」について、各都市の取組や知見を共有しました。

第2回VLRを踏まえた横浜市の取組

横浜市は、2021年に初めてVLRを公表し、2026年3月には第2回となる「Voluntary Local Review 2026 Yokohama」を取りまとめました。今回の発表では、VLRを単なる報告にとどめず、市の計画、実施、評価、改善のサイクルを振り返り、その経験を国内外の都市や関係機関との学びにつなげるための仕組みとして紹介しました。

 

横浜市のSDGsローカライゼーションの取組を紹介する米州事務所

 

市民の日常行動につなげる取組

具体例として、消費期限内でありながら廃棄されてしまう専門店のパン等を購入できる「SDGsロッカー」を紹介しました。横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターが関係事業者と連携し、設置を進めている取組で、市民が日常の買い物を通じて食品ロス削減に参加できる仕組みです。

また、地球にやさしい未来の暮らしにつながる横浜の人や活動を「STYLE」として発信する「地球1個分で暮らそう STYLE100」も紹介しました。市民、企業・団体等による身近な実践を見える形で共有し、賛同者や参画者を広げていく取組で、GREEN×EXPO 2027の開催までに100の「STYLE」を発信することを目指しています。

横浜の経験を都市間の相互学習へ

発表では、横浜市が長年、市民・事業者との協働によりごみ減量に取り組んできた経験にも触れました。さらに、フィリピン・マンダウエ市との廃棄物管理分野の協力を例に、都市間協力では制度をそのまま移すのではなく、経験や実施プロセスを共有し、それぞれの都市の状況に応じて適応することが重要であると説明しました。

2027年に向けた国際的な学びの場

発表の最後には、2027年に横浜で展開される「横浜サーキュラーウィーク2027(Yokohama Circular Week 2027)」にも触れました。横浜では、第9回アジア太平洋都市フォーラム(APUF-9)やアジア太平洋循環型都市フォーラム(APCC-Forum)などの国際的な知見共有の機会が予定されており、GREEN×EXPO 2027との相乗効果も図っていきます。地域で生まれた実践を国際的な学びにつなげ、海外都市の知見を横浜の取組にも生かす循環をさらに強化していきます。

 

横浜市米州事務所では、今後も国連機関や海外都市等とのネットワークを生かし、横浜市の取組を国際社会に発信するとともに、都市間の相互学習を通じて、横浜の持続可能なまちづくりと国際連携の深化につなげていきます。

 

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